綱引きの力学

こんにちは,Yです。

ようやく秋めいた気温になってまいりました。
しかしながら,朝晩は長袖1枚では寒く,既に秋も過ぎ去りかけているのではないかと疑ってしまうような気候です。秋にはまだとどまっていてほしいです。

さて,秋といえば運動会だな,と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。一方で,いやいや,運動会は春開催でしょう,という方も多くいらっしゃると思います。

何人かで集まってこの話題になると大体盛り上がりますが,そんな感じで運動会の話題になるたびに,私は「なぜ綱引きでは腰をおとして上を向いたほうが有利なのか」を力の分解で説明してくれた恩師を思い出します。

重要なのは綱と腕のなす角度です。
腕が綱を引く力を,綱に垂直な向きと綱に平行な向きの2力に分解すると,腕が綱を引く力の大きさが同じでも,綱と腕のなす角度が小さいほど綱を平行に引く力が大きくなります。つまり,腰をおとして上を向くことによって腕をたおし,綱と腕の角度を小さくしたほうが綱を平行に引く力が大きくなって有利,ということです。

ネットで検索して出てくる強いチームの綱引きの写真では,綱を脇にはさんで引いているチームもありました。こうなるともう,綱と腕のなす角度は0です。腕が綱を引く力がほぼすべて綱を引く向きと同じ向きにはたらくということで,効率が良いのだろうなと思います。

もちろん,この姿勢が綱引きに有利な理由はこれだけではないと思います。
でも,学校で習ったことが日常生活とつながると楽しいですよね。
恩師がこの解説をしてくれたとき,「おお!」と感動したことを覚えています。クラスメイトの反応はいまいちだったので,私が鈍かっただけかもしませんが笑

というわけで,今回はめずらしく理科の内容でした!

投稿日時:2023年10月19日 16時04分53秒
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